地声を高くする!?地声と裏声の違いとその理由!

よく質問される内容として地声裏声の違いってなんですか?」というのがあります。私も学生の時は海外アーティストのように地声で高い声が出せるようになりたい”と思ったものです。

しかし、練習をすればする程、喉を痛めていく一方。声は大きくなっていくものの、数時間練習したらすぐ声が出なくなっていきました。一向に上達しないのに私は練習が足りない!!と一生懸命練習。当時受けていたレッスンでは”◯◯な感じで〜”と先生から言われても、その通りにしても全然上達しない。◯◯な感じって何?もうこんな悔しい気持ちにはなりたくな〜い涙!!だったら自分で調べて調べて同じ思いをしている方の為にもとことん追求してやる!!笑…という思いで◯◯な感じで〜の正体(科学的根拠)を調べ始めました。すると…

驚きの事実がわかってきたのです!!

  • 地声高くしたい
  • 地声音域を広げたい

こんな悩みを持ったことありませんか?何を隠そう、私が完全にコレにハマっていたのです。いつまでたっても高音が楽に出せない、疲れる、痛めるを繰り返していました…。

しかしこれら実は声帯を操る筋肉で説明すると考え方がまるで変わってくるんですよ!

昔の自分にタイムスリップして教えてあげたいほどの内容です…涙!

喉の中の目に見えない世界を感覚だけではなく科学的な理論を知ることであなたの声は劇的に変化を遂げることになるでしょう。

まずは地声について勉強していきましょう!

ボイストレーナー

地声とは何か?喉の中(声帯)ではどうなっているのか?私がわかりやすく説明します!

地声とは何?喉の中(声帯)はどうなっているの?

地声とはどういう声なのか?声帯を操る筋肉の仕組みではどうなっているのか?更には実際に声を出したらどんな”体感”がして聞いてる相手にはどんな印象を与えるのか?をしらべてみました。

先ずは一つ目の質問です。

地声とはどういう声ですか?

 

生まれつきの声、持ち前の声、あるいは声帯の全部が緊張して起こる声のことです。

辞典には生まれつきの声、持ち前の声などと書いてあります。音声学や生理学ではそれぞれで考え方(定義)が異なるのですが、この時点ですでに100%の答えがないことにお気づきでしょうか?声の理論には100%絶対ということはありえないのです。

生まれつきの声や持ち前の声が答えなのだとしたらこの世の人は全員ちがう声な訳ですから、それだけでも地声とはとてもざっくりしたニュアンスになる訳です。もちろん体のことですから体調も毎日変わりますし、それに伴って声も毎日変化しているんですね。

一般的な地声のイメージとしては

しゃべり声低い声胸に響く声といったところでしょうか、それも全て正しいと言えるでしょう。聞いている相手には”張りがあり力強い印象”を与えるようです。

では地声の時、声帯ではどんな状態になっているのでしょうか?

次の質問です。

地声を出しているときの声帯の状態や仕組みはどうなってるんですか?

 

声帯は裏声と比べて短く分厚くなり低い声になりやすく声帯全体が振動しています。

地声を出している時は裏声と比べて声帯は短く分厚くなっていると言われています。音の高さは低くなりやすく、発声している時の喉仏あたりを手で触ると裏声の時と比べてしっかりと振動を感じるのが特徴です。胸に響く感覚がある時もありますね。

次は裏声について考えていきましょう!

裏声とは何?喉の中(声帯)はどうなっているの?

裏声とは地声と比べてどういう声なのか?声帯を操る筋肉の仕組みではどうなっているのか?実際に声を出したらどんな”体感”がして聞いてる相手にはどんな印象を与えるのか?を調べてみました。

ボイストレーナー

裏声とは何か?喉の中(声帯)ではどうなっているのか?私がわかりやすく説明します!

先ず一つ目の質問です。

裏声はどういう声ですか?

 

自然な発声では出せない技巧的な声で、地声から裏返った喚声点を越えた声のことです。

”自然な発声”という言葉がまず地声と比較があってこそということを表しています。つまり裏声地声とは正反対の声ということがわかりますね。

レッスンを受けにきて下さっている方のイメージでは”クラシックの人のような声”“弱い声”など、地声の印象とはかなり違うようですが、はっきりとコレが裏声です!!って言い切れないのも現状のようです。

発声をしている時に喉を手で触った感触としては、地声と比べて振動はより細かくなるので振動している感じは少なくなり、喉よりも上の鼻の奥や頭などに響く感じがします。(個人差あり)聞いている相手には地声と比べて”柔らかい声””透き通るような声”など、やはり地声とは逆のイメージになるようです。

では”技巧的””喚声点””裏返る”とはどういったことなのでしょうか?

次の質問です。

裏声を出している時の声帯の状態や仕組みはどうなってるんですか?

 

声帯の閉じ具合が弱く薄く伸ばしている状態が主で音程調節をするための声です。

技巧的な声とは声帯の厚さや張り(長さ)を調節し薄く張っている状態のことで、音程を調節するのに適した筋肉を動かしており、音の高さでいうと地声よりも高い音が出しやすい状態になります。

“喚声点”とは地声を出しやすくする筋肉が優位とする音域から裏声を出しやすくする筋肉が優位となる音域への丁度中間の点のことで音の高さで言えばピアノの鍵盤で例えると真ん中の”ミ”(E4)の音だと言われています。これに男女差はほとんど無いとも言われています。

それでは先ほどの地声の時の状態と比較してみましょう。

  • 地声≒声帯は短く分厚くなっている≒低い声が出しやすい
  • 裏声≒声帯は長く薄くなっている≒高い声が出しやすい

※これらは地声と裏声の比較です。100%の答えではないので≒になります。

つまり、喉の中では真逆の状態にあるということになるのです!!!

ここで冒頭の悩みについて思い出してみましょう。

  • 地声高くしたい
  • 地声音域を広げたい

気づきましたか!?これらは全て喉の中の状態からすれば真逆のことがしたい!と言っているのです!!

ますます謎が深まるばかりですね;しかし上手に高い声を楽に出せてる人が沢山いるのも事実。いよいよ確信に迫ります!!

次は地声を高くする仕組み、楽に出せる人はどうなっているのか?調べて行きましょう!

地声を高くする方法とは!?高い声を楽に大きく出せるようにする為には?

地声では声帯が短く分厚くなる・低い音になろうとするということが分かりました。次に裏声とは地声と比べて声帯が伸びて薄くなり張りのある状態で長さでいうと長くなるということですが、地声で高い音となると引っ張り合いの状態になります。

地声を高くするとは喉の中ではどういうことになっているのか?楽にだせるとはどいういう感覚なのか?喉の仕組みについてもう少し深く考えていきましょう。後もう一息で確信に迫ります!

最後の質問です。

地声を高くするにはどうしたらいいですか?

先ずは出来るだけ楽に出せる裏声を練習しましょう。

きましたよ…地声を高くするのに裏声を練習する訳です…。もうこの事実を知った時は目から鱗でしたが、地声裏声の関係を考えれば当然のことなんですね。

ここで気になるキーワードですが、”出来るだけ楽に出せる裏声を練習する”というところ。

裏声が上手く出せていない声は地声を出す時の筋肉も一緒に動いていて高い音を出そうとしているのに低い音を出そうとする筋肉も作用してしまっていることが多いのです。(この理由は一例にすぎず他にも原因がある)

裏声が出来るだけ楽に出せるようになる=低い音を出そうとする筋肉があまり作用していない

つまり、高い音が出しやすくなる技術が身に付いてくる。ということになるのです!!

裏声が楽に出せているときは喉首まわりや肩などはほとんど力まずに出せている時、ウエストまわりはキュっと無理なく引き締まっている感じになっています。

この状態が出来るようになったら裏声を強く出せるように練習を進めていきます。後に今まで求めていた

地声で高い声=強い裏声

が出来るようになるのです。地声で高い声と思って練習しても上手く出せない理由がやっと解決しましたね!

発声練習ではこのようなこと(一例にすぎない)を徹底的に行って歌の技術力を高めていきます。

地声・裏声についてのまとめ

地声と裏声とはいかにざっくりしたニュアンスで明確な答えが出ないのも当然のことだということがおわかり頂けましたでしょうか。

よくある悩みの一つである地声で高い声を出すとは喉の中の状態では真逆のことが起こっていて、更には音程を調節する筋肉が実は裏声を出す時に使う筋肉と同じだったということについても分かりました。

しかし地声で高い声が出せるようになる為には今回紹介した筋肉の種類意外にも様々な筋肉の関わりがあり、今の喉の状態や自分の声帯の強みや弱みなどを正しく理解しておく必要があります。

そして元来、声帯とは『不随意筋(平滑筋)』といって内蔵などと同じ筋肉の種類でできており、反回神経によって支配されていると言われています。手足のように意図的に自由に動かすことは不可能なんですね。ですので発声練習ではメンタル(精神面や心の持ちよう)やエモーショナル(感情面)更にはスピリチュアル(目には見えない何か感じるもの)を柔軟にしておくことが不可欠になってきます。

世の中には私のブログを含め様々なボイストレーニングの方法が紹介されていますが全てが素晴らしいものだということと同時にその言葉の意味や内容が今の自分の状態の場合、どう作用してどう変化するのかを理解することが出来て初めて効果として現れるのです。

ですから本やブログや動画などを見て練習したのに上手く出来なかったといったことも決して少なくはないでしょう。そういった場合には、正しい知識を得ることと同時に1回のレッスンで納得のいく答えと結果を出してくれる先生のレッスンを受けることをお勧めします。

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