カラオケで歌がうまくなる方法【3つのマイク術】

こんな悩みはありませんか?
  • マイクを使っているのに自分の声が聞こえずらい(自分の声がマイクに入らない)
  • マイクの持ち方がわからない
  • マイクを使うと声が割れる(大きすぎてバリバリ音がする)

歌うことが好き、ストレス発散!などなど、様々な理由で行くことのあるカラオケですがマイクの使い方やマイクの特性を理解することで自分の声が聞こえやすくなります。自分の声が聞こえやすくなると無理に喉から頑張って歌おうとすることが減るので楽しさもアップしますよ!

そこで今回は、”カラオケを楽しむ為の3つのマイク術”を紹介したいと思います。

ボイストレーナー

マイクについて一緒に勉強していきましょう〜!

カラオケマイクに声が入りやすくなる方法

自分の声の調子やカラオケの機材の音量、他の部屋から聞こえる音の大きさなど様々な理由からマイクに声が乗らないことがあるようです。その理由と解決法を探っていきましょう!

マイクに声が乗らない理由

カラオケという特別な空間はその時や状況によって乗らない理由も変化しますが、まずこのような理由があります。

本人の声が小さい

こちらは本人の出力が増えれば(大きい声を出す練習)解決しますね!

カラオケの音量が大きすぎる

カラオケには音量の種類があって、

主音量・・・(カラオケ自体の音、マイクのボリューム、エコー、bgmの音量全て)全部がいっぺんにその時設定されている比率のまま大きくなります。

ミュージック音量・・・カラオケの音量のみが大きくなる。

マイクボリューム・・・マイクの音量だけが大きくなります。

エコー・・・お風呂で喋っているような響く感じの調節で、これがなければ普段の喋り声と同じになります。増やしていくと声以上の響き(心地よいと感じる)が増えていきますが脳が心地よいと感じる所は個人差があるので調節してみましょう。

マイクに声が入りにくい、小さい声になってしまう人のための調節方法!

STEP.1
主音量を調節する
先ずは主となる全体のボリュームを調節します。カラオケはまだ歌わずに全体の大きさを楽しみたい大きさで調節しましょう。マイクに声が入らない自分の声が聞こえにくい人は少し大きいかな?と思うぐらいで調節するのがベスト。あとで調節ができるので今は一旦そのままにしておきましょう。
STEP.2
ミュージックの音量を調節する
主音量が調節できたら次はミュージックの音量を調節します。先ほど少し大きいなと感じた音量を丁度いい音量まで下げてみましょう。今の状態で何が起こっているかというと、主音量(カラオケ全体の音・マイクやエコーbgmなど全て)は大きいけどミュージック(カラオケの音) だけ下げているので、マイクのパワーは大きいままになっています。
STEP.3
マイクを調節する
ここでようやくマイクの音量の調節をします。1上げるだけでも普通に調節する状態よりも大きく出るようになっているので少しづつ調節していきましょう。カラオケを聞いて歌いながら聞こえやすいところまで上げていきます。 あまりに大きくなってしまうときは主音量を少し下げてミュージックを少し上げるとうまく調節できます。
STEP.4
エコーを調節する
ようやくここでエコーの調節です。好みにはなりますがある程度マイクの音量は丁度よく調節できているのでいつもより少なめでもいい感じになっていると思います。
STEP.5
最後にもう一度主音量を調節しましょう
全体が好みのバランスになっているので最後に理想の大きさまで全体を上げてみましょう。

マイクに声が入るようになるコツ

こんな悩みありませんか?

  • 家やレッスンでは普通に歌えるのにカラオケで歌うとつい喉声になってしまって声が嗄れる
  • 大きい声を出している割に採点ゲームなどでは点数が思ったより低い、消費カロリーも少ない

よく耳にする悩みですが、これには理由があるんですね。

カラオケは家やレッスンとは違って大きい音が周りで鳴っています。そのせいで自分の声の響きがわかりにくい状態になっていて、つい喉で大きく出したくなります。

では、どうして嗄れてしまうのでしょうか?

カラオケで喉で歌いたくなる声と脳の仕組み
カラオケ=周りの音が大きくなる環境、盛り上げたい、ストレス発散したいなどの心境なのでまず大きく出したくなります。

周りの音が大きい環境で(自分の声が聞こえにくい)大きく出そうとする方法として”声出してる感”を得ようとする為に耳ではなく体で自分の声を感じ取れる方を選ぶようになる為、体で感じ取れる声(声帯では大きく低い音を出すのに優位な筋肉が動き高い音を出そうとする筋肉はお休み状態)だけを使い続けるために嗄れて疲れてしまうということが起こります。

この状態になってしまったときは一旦、1曲から2曲ぶんぐらいの休憩をはさみましょう。次に歌い始めるときはカラオケがスタートする前にマイクでいつもの声で喋ってみる。いつもの声に戻っていればまた歌ってみる、嗄れている場合はもう少し休憩。どうしても歌いたい場合は伴奏の静かな曲(ゆっくりなバラード曲など)を選んで、先ほどのマイクボリュームを少し大きくして調節をしながら無理のない声で歌っていきましょう。

カラオケマイクの持ち方

カラオケマイクの特性

カラオケのマイクは音が入る範囲が決まっていて、画像のあか矢印の内側が音を拾うところになっているので、ここからズレると声が入りにくいので自分の口の方へ向けて歌っているか?口元からズレていないかを確認してみましょう。

カラオケマイクの正しい持ち方

先ほどの画像の位置ぐらいが理想的です。マイクの網の部分に手がかかると声が入りにくくなる原因にもなるので注意しましょう。

マイクから口までの距離はだいたい拳一つ分ぐらいが理想です。離れ過ぎても近づき過ぎでもうまく声が拾えないのでスピーカーから聞こえる自分の声を確認しながら丁度良い距離を探しましょう。

カラオケマイクのテクニック

こんな悩みはありませんか?

  • 声が大き過ぎて音が割れることがある
  • 自分の歌唱力で声の大小を作るのが難しい

こういった悩みがある方でもマイクを使って音量調節をする方法があります。

音量調節もマイクだけで手元でやってみよう!

先ほどのこの画像。

このマイクの特徴を使って歌声の音量調節をします。

・口を矢印の内側に近づける=声が大きくなる

・口を矢印の外側へズラす=声が小さくなる

マイクが同じ位置でも口から少しズラすだけでマイクに声が入りにくくなりますから大きい声が調整されますね。声が大きすぎる場合、マイクを口から遠ざけるのもテクニックの一つです。

ちなみに、マイクを口から離したり近づけたりすると音の大小が繰り返されることでビブラートの効果も作れたりしますよ。是非やってみてくださいね!

カラオケを楽しむためのマイク術まとめ

いかがだったでしょうか?

声量がなかなかでない、声の音量調節が難しい、こういった歌唱力に悩みのある方でもマイクの特徴を知って機械の方を操作したり、マイクの使い方、テクニックを知ることで自分の声を大切にしながらカラオケをより楽しむことが可能になります。

同じような悩みを持っている方にも是非ご紹介くださいね!